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■キャラクター名鑑 あ行

【あ行】 【か行】 【さ行】 【た行】 【な行】 【は行】 【ま行】 【や行】 【ら行】 【わ行】 【その他】

【あ】
亜季(秋色妄想日和)
 読切『秋色妄想日和』のヒロイン。
 左後方にちょこんと括った髪が可愛らしい。同級生の朝田君の事が大好きで、どうアタックすればいいかを秋にちなんで想像する。フルカラーでのエロの破壊力を存分に見せ付けた。
 その設定の共通点の多さから見るに、後の『初恋限定。』有原あゆみの原型と思われる。テディベア持ち。パンツの柄はうさぎ。


亜季の兄(秋色妄想日和)
 文字通りヒロイン・亜季の兄。名前不明。亜季が企てる作戦に本人なりにアドバイスを送るが蹴りで返される。「ブルマでない体操着に興奮できるか―――ッ!!」は名言。亜季に於ける有原あゆみの様に、彼もまた『初恋限定。』の有原有二の原型と言えるかもしれないが、有二と違ってシスコン描写はなく、あまり外見も似ていない。外見に関してはむしろ北大路さつきの兄と似ている。


アキラ(催眠戦士アキラくん)
 両親の都合により父親の友人である佐藤大作の下へ居候する事になった男の子。その佐藤大作により催眠術をかけられ、作品の主人公である大作の娘・ちえみが危機に陥った時には超人的な力を発揮して彼女を守る様に施される。お風呂のついでにパンツを洗う少年。


朝田(秋色妄想日和)
 ヒロイン亜季の片想いの相手。亜季曰くは「真面目で勉強ができ、美術部で絵が上手い」。作品自体が短いので本人自身は最後にちょこっとしか出ない。亜季に於ける有原あゆみの様に、彼もまた『初恋限定。』の財津衛の原型と言える。


天地(いちご100%)−声優:置鮎龍太郎
 淳平らが1年3学期の時にやってきた転校生。名字が係る文字は「天」「地」で、主人公・真中淳平のライバル役という事で、その「中」をサンドイッチする様になっている。また、「天」が大草の「大」同様、かっこよさやモテ度の高さを表しているものと思われる。文芸部所属。
 “女性の味方”を自称し、老若男女問わずついつい女性なら助けてしまうのだが、女を侍らせる姿もよく見受けられ、あの真中淳平曰く「女に甘いだけ」らしい。確かに男に対しては冷たい態度も多い。
 それまでロクな女性に巡り会わなかったのか、偶然会って人助けを手伝った東城綾に一目惚れし、彼女を追う様に文芸部にも入部するなど、以降淳平のライバル的存在になる。
 文武両道で顔も体格も良いが、結果が伴わない割に大層な自信家で、あの東城綾曰く「もしかして自分よりドジかも」と思わせるほど抜けている所がある。家は相当な資産家で、お坊ちゃまである。この手の漫画のお金持ちキャラの例に漏れず、淳平ら映像研究部の財布役になっている。
 本編であまり活躍しなかった為か、アニメ版では原作の登場時期でも出てこなかった。さすがにドラマCD5では必要不可欠だったのか出演が決まったが声優が置鮎龍太郎氏と妙に豪華。


天地家の老執事(いちご100%)
 文字通り、天地の家の老執事。天地の事は「坊っちゃま」と呼んでいる。


雨宮タカシ(あかねちゃんOVER DRIVE)
 『あかねちゃんOVER DRIVE』の実質的な主人公。19歳の浪人生だが、模試をサボってパチンコに興じるなどおよそ受験生の自覚がないグウタラぶり。ひょんな事から幽体離脱をして、女子高生・萩原あかねの体に入り込んだ所から物語は始まる。ちなみに両親は宝くじで1億を当てて世界一周旅行中。


雨宮冬馬(あかねちゃんOVER DRIVE)
 主人公・雨宮タカシと同じ名字で、モデルをこなして芸能活動をしている高校生。タカシが萩原あかねの体に入り込んだ原因を作った張本人である。萩原あかねの事がずっと好きで、彼女の事となると見境が無くなる。クールな見かけの割に泣き虫。雨宮夏未は妹である。


雨宮夏未(あかねちゃんOVER DRIVE)
 雨宮冬馬の妹で、彼女もまた兄と同じくモデルをしている。ブラコン気味。兄と違って遊びを知っている様で、兄の為ならと画策を企て 、雨宮タカシと萩原あかね(この時の中身は村井智)を引き離そうとする。


有原あゆみ(初恋限定。)
 『初恋限定。』ヒロインの一人で、記念すべき第一話のメインを飾る。名字が係るアルファベットは「A」。雪ノ下中学校在学の2年生(連載中に3年に進学)。別所小宵と同じ部活動に所属している様だが、「コンクールがある」というだけで詳細は不明。
 「愛したいより愛される方が良い」と語っていたが、よりによって愛してくれる相手は、巨体でブサイク、泣く子も黙る不良の財津操でショックを受ける。体調も優れなくなったところを、お姫様だっこをしながら保健室に連れて行く財津衛に恋をする。
 有原有二は兄で、ベタベタしてくる彼のシスコンぶりを嫌がっている。漢字に弱いが運動神経は抜群で、特に蹴りの威力は驚異的な怪力少女。考えるより先に手が出る元気っコタイプ。その設定は『秋色妄想日和』の亜季が原型だと思われる。
誕生日・星座:7月3日・蟹座血液型:O
好物:焼肉趣味:財津君との将来を考える事
身長:152cm
髪型:ミディアムボブ
髪色(モノクロ/カラー):白抜き/ライトブラウン
瞳(カラー):


有原有二(初恋限定。)
 『初恋限定。』主人公の一人で、有原あゆみの兄。名字が係るアルファベットは「A」。
 本人曰く「例えるなら父性愛」だが、傍から見てかなりアヤシイと言わざるを得ないほどのシスコン。その妹からは失敗のチョコの処理をされたりと、かなりいいようにあしらわれ、足蹴にされるのが日常。いつかは妹も恋人を設けるもの、という自覚があるだけ別所小宵のブラコンよりはマシだが…。
 飴玉を突っ込んだ事をきっかけに山本岬に好意を抱かれるが、紆余曲折を経て本人は疑問だらけで困惑する。
 元々は単独での主人公候補だった。


安藤そあこ(初恋限定。)
 『初恋限定。』単行本限定の漫画『限定少女。』の主人公。その特殊な設定ゆえ、名字が司る文字もアルファベットではなく記号の「&」。本編にも隠れキャラとして出演中。有原あゆみらと同じ雪ノ下中学の2年生。美術部所属。
 “自他共に求める最強のドジッ娘”で、あろう事か下着を付け忘れて登校せざるを得なくなり、そのピンチの連続の1日は男性読者必見である。第3話では、“透け”ではあるが、『曾根崎心中!』の初と共に、河下水希名義初の乳首描写をされた。
髪型:セミショートのストレート
髪色(モノクロ/カラー):網かけトーン/青紫
瞳(カラー):青紫



【い】
五十嵐(いちご100%)
 東城綾、真紀が所属する文芸部の部長。彼女らが1年次の時の部長なので、恐らくは2年目に卒業している事と思われる。
 文学に関しては強い拘りを持つのか、映像製作にも興味を持つ綾には少し辛辣な言葉を投げかける。



【う】
上村(初恋限定。)
 『初恋限定。』主人公の一人。尤も、主人公を務めるのは第3話のみで、その後は31話でようやく背景として1コマ出てくるだけ。名字が係るアルファベットは「U」。山本岬らと同じ、水仙寺高校1年4組(連載中に2年に進学)。
 漫画家志望の少年で、共通の趣味と分かって知り合った江ノ本夕に恋をする。クラスの女子を観察していたりするが、よく見るとそれは悉く的外れな人物評だったりする。


内場(いちご100%)
 『いちご100%』番外編『京都初恋物語』の登場人物。名字が係る方向・位置は「内」。京都の大学、同志谷大学在籍。出身は関西らしく、関西弁を使う。身長185cm。
 漫画家志望の青年で、入部しようとした漫画研究部に失望してしょげていたところ、似たような境遇に居た外村美鈴と偶然出会う。その実力は、辛口の美鈴に東城綾の文才を彷彿させる程の確かなもの。何度か漫画の評価をしてもらう内に好意を抱き、彼女も同じだったと知り、恋仲になる。


浦沢舞(いちご100%)−声優:伊藤静
 淳平が通う事になる学習塾・泉進ゼミナールの塾生。名字が係る方向・位置は「裏」。淳平への呼び方は「真中っち」。
 顔の左側をすっぽり覆う鬼太郎カットが特徴的。ピアスも付けていたりと、人生経験豊富そうな結構進んでいるイマドキのイメージがある。東城綾、向井こずえとは友人で、特にこずえとは同じ女子高らしく、彼女の男性恐怖症と妄想癖もよく知っていて、付き合いは深い模様。
 単行本のカラーイラストは白黒で分からないが、もう1枚があるドラマCD4でのデフォルメイラストから髪色は金髪系だと分かる。他のヒロインよりスカートが短いのにパンチラはなく、分かる限りでは身長も一番高かったりと、妙に特徴も多い。せっかく声優が充てられたというのにアニメには一度も出演しない。伊藤静氏演じる浦沢舞の声を聴きたいならば、ドラマCD4のボーナストラックかアニメスタッフ主導製作のドラマシアターのVol.2を聴くべし。
誕生日・星座:(1986年)11月29日・蟹座血液型:A
身長:160cmバスト:Cカップ
髪型:セミショートのストレート
髪色(モノクロ/カラー):白抜き/黄、亜麻色
瞳(カラー):黄、亜麻色



【え】
江ノ本慧(初恋限定。)
 『初恋限定。』ヒロインの一人。名字が係るアルファベットは「E」。雪ノ下中学校在学の2年生(連載中に3年に進学)。江ノ本夕は姉。手芸部所属。
 およそ中学生とは思えぬモデル並の抜群のスタイルと美貌を誇り、そのモテ具合は全河下作品のキャラでも随一。「男は顔」と言って憚らなかったが、ブサイクでエロガッパな楠田がどんどん気になってしまい、やがて恋に落ち、最後には「男は顔じゃない」と見事な宗旨変えをする。性格は、意外に責任感が強く、仕切り上手でリーダーシップがある。いわゆるツンデレキャラ。
 髪型のバリエーションが非常に多く、普段はウェーブのかかった髪をストレートかツインテールにしているが、ツーサイドアップや先が緩めの三つ編みのツインテール、扉絵を含むとポニーテールにしていた事もあり、1年の時は長さがセミショート。本気で怒る時はストレートらしい。
誕生日・星座:8月1日・獅子座血液型:A
好物:納豆特技:手芸
髪型:ウェーブのかかったロングヘアのストレート、ツインテール
髪色(モノクロ/カラー):白抜き/金
瞳(カラー):


江ノ本夕(初恋限定。)
 『初恋限定。』ヒロインの一人。名字が係るアルファベットは「E」。水仙寺高校在学の1年生(連載中に2年に進学)で山本岬らは同じクラス。江ノ本夕は妹。
 妹・慧と逆転したかの様な幼いルックスと、ほわほわした雰囲気、そしてマニアックで多彩な趣味を持つ。その趣味の多さ故に同じ趣味の男性からの好意が多く向けられ、漫画好きで知り合った上村にも同じく好意を向けられるが、本人は全く気付いていない。いわゆる天然の子悪魔キャラである。ちなみにその趣味は、上村と同じ漫画やアニメ、フィギュアを始め、ノストラダムスの予言研究、ロボット製作、チャネリング、将棋、痩せ薬研究、折り紙、獅子舞保存会が確認されている。魚に関しても詳しい。4巻のプロフィールでは何故か「人間観察」と書かれている。
 初恋がテーマの作品で初期から出ているにも関わらず、誰とも恋愛関係にならなかった。この事を終盤でメタギャグ化する辺りは『いちご100%』の南戸唯を彷彿させる。テディベア持ち
誕生日・星座:2月22日・魚座血液型:AB
好物:チーズケーキ趣味:人間観察
髪型:ロングヘアの外ハネストレート
髪色(モノクロ/カラー):白抜き/※作画上の趣向から断定不可
瞳(カラー):※作画上の趣向から断定不可



【お】
大石翼(目覚めのKISSとテディベア)
 『目覚めのKISSとテディベア』のヒロイン。百合ヶ丘女学園在籍の女子高生。
 高山えみ曰く「ジャニーズにも入れそうな顔立ち」と背の高さなど、運動神経も良い事から、男の子っぽく見られる事が多い。が、本人はその事に対して内心コンプレックスを抱いている。百合の気がある高山えみにくっつかれているが、女友達として付き合う分には全く問題なく、理想の女性像としては彼女であると自覚している。が、徐々にテディベアを手放さない妙な教師・城山に惹かれていく。
髪型:ショート
髪色(モノクロ/カラー):白抜き/ブラウン
瞳(カラー):ブラウン


大草(いちご100%)−声優:近藤隆
 真中淳平の友人。名字が係るのは「大」の文字で、ルックスやモテ度が大である事から。サッカー部所属。
 本編初期ではよく出てきたが、高校編で淳平らが映像研究部の活動を始めてからは次第に出番がなくなる。西野つかさに好意がある様なない様な思わせぶりな態度を淳平に見せていたが、そのつかさとは趣味が合うものの内心警戒されている。尤も、作中出てこないところで女に不自由してない模様だが。通称「大草キュン」。


岡本和臣(空の成分)
 『空の成分』主人公。高校1年。背が高く顔もかっこいい。バスケットボールが好きで、その実力も高い。高校でも中学に引き続いてバスケットボール部に入る。同じクラスで部活動も同じの小泉と出会って少しずつ小泉の事が気になりだしていくが、個人プレーに走る事から試合のメンバーから外された事にプライドを傷つけられ退部し、やさぐれてしまう。従姉弟のつぐみとは恋人関係にある。