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■キャラクター名鑑 か行

【あ行】 【か行】 【さ行】 【た行】 【な行】 【は行】 【ま行】 【や行】 【ら行】 【わ行】 【その他】

【か】
香西基(高校男子-BOYS-)
 第一話の「Level A[基]」登場。F県立南野高校に通う高校2年生。
 成績は学年トップ、スポーツ万能でさらにルックスも良い。尚且つF県知事の息子という筋金入りのサラブレットだが、密かに不良と付き合いがあり、煙草を喫煙している。さらにその場面を勝山悟志に見られてしまう。非行は親の抑圧からの逃避であり、悟志と出会ってから理系の大学へ行き医学を学ぶ事を目標にする。


勝山悟志(高校男子-BOYS-)
 第一話の「Level A[基]」の主人公。F県立南野高校2年6組の高校2年生。
 バスケットボール部所属で密かに女子からの人気も高いらしいが、本人は知らない。ある日、香西基の非行の現場を見て、後日その事をネタに衝動的にキスを迫った事から奇妙な付き合いになる。また、自身は本当はラグビーに興味を惹かれているが、部活の縦社会の手前、踏み出せないでいる。
 商業誌の漫画作品では、全作品を通して最初に登場した人物。


角倉周(いちご100%)
 重要キャラクターとしては本編最後に登場。名字が係る方向・文字は「角」。
 あるショートムービーのコンクールで受賞した事でも知られる現役の若手映画監督。泉坂高校OBの旧映像部員で、黒川栞とは同級生。また彼女を主演女優に起用して製作した「第18回映像コンクール」応募作品は、淳平の目標でもあった。
 映像研究部から出品した3年目の映像作品コンクールで審査員も務めており、自身としては最優秀賞にも推したい程の作品だという事で、監督だった淳平の元へ訪ねる。舞い上がる淳平だが、単独で作った作品は彼の眼鏡に適うにはまだ未熟で、経験を積む事を要求した。「満たされた環境では真の芸術家は育たない」が持論。
 ところで、彼は自身が所属した映像部の映画製作への情熱が淳平らにも伝わっている事にしみじみとしていたが、彼の登場した時点でそれまでを読んできた方はご存知な様に、映像部自体はCG部となり実質的には消滅しており、東城綾が旧・映像部の「第18回映像コンクール」応募作品を発掘していなければ伝わってはいない為、偶然の出来事だったりする。


亀屋のばーさん(いちご100%)
 幅広く何箇所かの旅館「亀屋」を経営する老婆。学生でも泊まりやすいリーズナブルな料金設定と、近所のスーパーで買った海鮮類の食事が目玉。しかもそれをあけすけに客に言う。他にもやたら増えたが、エロハプニングも大好きな色ボケばーさん。頭部はカツラでおしゃれアイテム。



【き】
如月楓(かえで台風)
 『かえで台風』ヒロインにして、作品中唯一のヒロイン。
 某県某山中に400年間密かに続く忍者の末裔・如月一族に生まれ、長・如月玄舟の一人娘。許婚の蓮也との結婚から逃げる為、一族の掟に従い強い婿を求めて里を降りる。格闘術にも優れる忍者の末裔だけあってとにかく強いが、ケンカとは全く無縁の服部ユースケの優しさに触れ、好きになる。
 “考えるより先に手が出る”を地で行く、歴代作品の中でも、かなり王道の河下ヒロインな性格である。また、何故か食事のシーンがやけに行儀悪い。
髪型:ショートヘア
髪色(モノクロ/カラー):黒ベタ削り/黒
瞳(カラー):群青色


如月玄舟(かえで台風)
 ヒロイン・如月楓の父親。
 忍者の末裔・如月家の現当主。楓には彼女のいとこの蓮也と結婚させるつもりでいたが、彼女がそれを嫌って家出した為、手を焼いている。だが、自身も婿養子であり、如月家に伝わる「跡取りが女子の場合はその者より強い男子を婿に取るべし」という一族の掟を「面倒」と捉えているなど、楓にも一定の理解を示して様子を見ている。


北大路さつき(いちご100%)−声優:小林沙苗
 『いちご100%』ヒロインの一人。
 名字が係る方向・位置は「北」。淳平への呼び方は「真中」。ヒロイン勢でこう呼ぶのは彼女一人だが、全人物となると他にいくらでもいる。映像研究部所属。
 性格は極めて明朗快活で、感情をストレートに表に出すタイプ。実際、その恋愛アプローチも過激なほど情熱的。抜群のプロモーションも相まって作中のお色気度は随一。ノリが良く社交的なので、ラグビー部を始めとして泉坂高校でも人気が高い。
 泉坂高校へは真中淳平、小宮山力也と並んで補欠入学と、あまり頭は良くない一方、運動神経は抜群。兄弟が多い。ちなみにさつきは2番目の子。
 河下作品では初めて髪にトーンが貼られたキャラクターでもある。
誕生日・星座:(1986年)5月3日・牡牛座血液型:O
身長:162cmバスト:Gカップ
好物:焼肉趣味スポーツ全般
チャームポイント:癖:真中にすぐ抱きつく
おフロでどこから洗う?:男の子の体のどこにドキッとする?:真中の体ならどこでも
髪型:ベリーロングのポニーテール、ストレート
髪色(モノクロ/カラー):網かけトーン/ブラウン、レッドブラウン
瞳(カラー):ブラウン、レッドブラウン


北大路さつきの兄(いちご100%)
 文字通り、北大路さつきの兄。北大路家兄弟の長子。登場は第93話のみ。
 ベランダで一吹かししている姿が拝める所を見ると、20歳以上と思われる。


北大路さつきの妹(いちご100%)
 文字通り、北大路さつきの妹。北大路家兄弟の末子。登場は兄同様93話のみ。
 幼稚園児か小学校低学年ほどの幼女。


北大路さつきの弟(いちご100%)
 文字通り、北大路さつきの弟。北大路家兄弟の次男。登場は他の兄妹と違って、93話の他に何故かおまけマンガの淳平の妄想の中でも登場し、おっぴろげな姉に困っている。
 小学校高学年か中学生くらいの外見。


北大路さつきの母(いちご100%)
 文字通り、北大路さつきの母。やはり93話で登場し、この話の騒動の原因を作った人物。スキヤキの肉を牛か豚かで夫とケンカして離婚になりかけるが、プレゼントで和解。この両親の激しさはしっかりさつきにも受け継がれていると言えよう。


北原沙恵(いちご100%)
 淳平が合コンで出会った桜海学園の生徒。唯と同級生に当たるので、淳平らから見て一つ下の学年。
 名字が係る方向・位置は「北」。いわゆる「桜海の方角ヒロイン」で、東尾繭子や西園寺めぐみらと同じく、名前は本家・北大路さつき演じる声優・小林沙苗さんからもじって拝借したもの。
髪型:シャギィの入ったセミロングのストレート
髪色(モノクロ/カラー):黒ベタ削り/−
瞳(カラー):


久間菜の花(初恋限定。)
 終盤で登場した渡瀬めぐるのスイミングスクールの1年後輩。名字が係るアルファベットは「Q」。作中で水仙寺高校へ入学。
“渡瀬めぐるのライバル”を自称して戦いを挑み続け、武居源五郎と同じく彼女もまた熱血水泳バカ。また、めぐるの秘密が彼女にはまるっと筒抜けである。あだ名は「Qちゃん」だが、本人はそう呼ばれる事を嫌っている。
 いきなりのスクール水着での登場から、ゴスロリ服を着させられたりと、短い登場期間ながらそのロリキャラぶりを遺憾なく発揮してくれる。4巻描き下ろしでの女性ヒロイン勢ぞろいのコマを見るとどう見ても身長が130cm台しかなく、本物の幼少キャラを除けば恐らくは2008年時点で河下ヒロイン歴代最小。
髪型:セミショートボブ
髪色(モノクロ/カラー):網かけグラデーショントーン/−
瞳(カラー):


京都で東城綾をナンパした地元学生(いちご100%)
 修学旅行で迷子になった綾を見かけてナンパしようとした地元の学生と思しき男。清水寺へ案内したところで淳平が現れたため、そそくさと退場。ちょいキャラだが妙にいい男な気もする。少なくともいきなりタックルする淳平に文句の一つは言える立場。



【く】
楠田(初恋限定。)
 『初恋限定。』主人公の一人。名字が係るアルファベットは「X」。妹と弟と思しき兄弟がいる。
 左目元に泣きぼくろがあり、背も低く、顔もブサイクで、性格はエロガッパ。だが、要所要所で的確で鋭いツッコミを放ったり、クラスのムードメーカーになっている。江ノ本慧の事を好きになるが、自信の容姿へのコンプレックスからからかわれているものと思い悩む。尤も、相思相愛と分かってもケンカが絶えない。


九平次(曾根崎心中!)
 主人公・徳兵衛らの幼馴染の男友達で、油屋。グラサンを常にかけている。あだ名は「九ちゃん」。
 幼馴染の小梅の事が好きだが、徳兵衛と結婚しようとする小梅の計画に渋々乗って、徳兵衛をはめようとするも、事態が予想外に悪くなってしまい、最後は罪滅ぼしも兼ねて徳兵衛と初の心中偽装に協力する。
 勿論、原作『曾根崎心中』でも登場する人物で、こちらでは完全な敵役。


黒川栞(いちご100%)−声優:斎賀みつき
 泉坂高校の数学教師。名字が係る文字は色であり、「黒」。
 左目元の泣きぼくろが特徴的な美人で、作中きっての巨乳の持ち主。Hカップは勿論作中最大だが、判明する限りでは全作品通じても最大である。淳平らが立ち上げる「映像研究部」の顧問も担当。
 授業は厳し目であるが、酒癖が悪いなど自身の生活は若干だらしなく、私欲の為に嵐泉祭への集客競争に躍起になってお色気作戦を提案するなど、性格は豪快。しかし、生徒からは割と慕われているらしい。
 実は旧・映像部の部員であり、淳平らが憧れる「第18回映像コンクール」応募作品の主演女優。しかし個人名が記されたスタッフクレジットがなかったせいもあり、3年目に角倉周から指摘されるまで淳平は全く気付かなかった。また、読者にも下の名前が「栞」であると発表されたのはこの時である。
 美人だが本人の性格に問題があるのか、若い女生徒がメインの作品の宿命か、恋人も出来ず年増扱いされる不遇キャラ。最終話では三十路を越えたが、それでもまだ独身らしい。
バスト:Hカップ
髪型:パーマをかけたロングの一本結び、ストレート
髪色(モノクロ/カラー):黒ベタ削り/黒
瞳(カラー):



【け】



【こ】
小泉(空の成分)
 小柄で、まるで女子の様な美少年。岡本和臣と同じクラスになって、同じくバスケットボールにも入部する。
 その動機は「背を伸ばしたい」だが、実は近頃母親を亡くした為に父親が荒れてしまい、家に居たくない為。登場はしないが妹が一人居る。


晃一(夏色グラフィティ)
 主人公。故郷の島の開発が進む前に、ヒロイン・竹田夕夏と海を見る為に5年ぶりに帰ってくる。果たせなかった約束の代わりに祖母から聞いた「ハート型の貝殻」の伝説を求める。


晃一の祖母(夏色グラフィティ)
 主人公・晃一の祖母。後の作品にもレギュラーとなる色ボケばーさんキャラクターの走りでもある。


小梅(曾根崎心中!)
 主人公・徳兵衛らの幼馴染。眼鏡っ娘。
 徳兵衛が勤める店の店主の娘で、密かに徳兵衛の事が好き。縁談の話が持ち上がるものの、彼の意識が初にしか向かっていないと知って一計を案じる。
 設定は原作『曾根崎心中』の姪そのものだが徳兵衛をはめる計画の立案者ではなく、小梅という名前は『曾根崎心中!』のオリジナル設定である。


小島(りりむキッス)
 オカルトマニアな少年。
 りりむの正体にも誰より早く気付き、貴也の友人となる。水戸黄門のマニアでもある。


小宮山力也(いちご100%)−声優:小森創介(ドラマCD1、2・ジャンプフェスタOVA)、高木渉(ドラマCD3〜5、TVアニメ・OVA)
 主人公・真中淳平の中学からの友人。名字が係る文字は「小」で、モテ度・ルックスのダメさ加減を表している。
 淳平らが立ち上げる映像研究部にもほとんどエロとモテる事を目的に入部しているが、奇跡的に一時期ちなみに惚れられるが、総じて作中では本人の意図と反してモテる事もなく、散々な目に遭っている事が多い。ルックスだけでなく頭脳も残念であるが、体格は秀でており、4階から飛び降りても小さな怪我で済む鋼の肉体の持ち主で、性格はポジティヴ。最終話ではヒロシの興した会社に勤めてちなみのマネージャーをしているなど、それなりに幸せそうである。
 さすがにカラーイラストなどはないが、一度だけ扉絵でメインを飾った事もある。これは主人公・淳平も成し遂げていない快挙だったりする。